「中国人客激減」でも下がらないホテル代、東京都内ビジネスホテルが「1泊1万円以下」に戻らない
「「中国人客激減」でも下がらないホテル代、東京都内ビジネスホテルが「1泊1万円以下」に戻らない」 「 2025年の師走に入り、日本の観光業界に異変が起きている。これまでインバウンド消費を牽引してきた中国人旅行者が、景気減速と不動産不況の長期化を受け、この下半期に入ってから減少している中で、中国政府の日本渡航自粛指示が出たため激減している。 かつて「爆買い」で市場を席巻した巨大な需要が蒸発したにもかかわらず、東京都内のビジネスホテル価格は依然として高止まりを続けている。出張族や国内旅行者にとっての聖域であった「1泊1万円の壁」は、なぜ崩れないのか。中国人客激減という強い「値下げ圧力」を跳ね返す、ホテル市場の構造変化を徹底解説する。 1. データで見る「乖離(かいり)」の正体 2025年12月現在、東京都心部の主要ビジネスホテル(大手チェーンを含む)の平均客室単価(ADR)は、14,500円〜16,000円台で推移している。これはコロナ禍前(2019年)の水準と比較しても約1.5倍、コロナ禍の最安値時期と比較すれば3倍以上の高値である。」
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