ミャンマー詐欺拠点摘発、だが組織は分散逃走。日本人20人超、今も監禁の恐れ
「ミャンマー詐欺拠点摘発、だが組織は分散逃走。日本人20人超、今も監禁の恐れ」 「 2025年11月、ミャンマー東部カイン(カレン)州ミャワディ近郊に位置する巨大なサイバー詐欺拠点「KKパーク」をめぐり、ミャンマー軍事政権による摘発が進む中、犯罪組織がその追及を逃れるため、州内の他地域への拠点の移動・分散を加速させていることが判明した。 2025年10月下旬、ミャンマー軍事政権はKKパークに対し大規模な摘発を開始し、2,000人以上の外国人労働者を拘束・保護した。保護された者の大半は中国人であったとみられている。以前にも、現地を管轄する少数民族武装勢力なども突入し、多数の外国人が解放されていた。 この相次ぐ摘発の動きを察知した詐欺組織の首謀者らは、KKパークの施設を放棄し、活動拠点の移動を開始した。彼らは摘発の網から逃れるため、カイン州内の近隣地域であるシュエココ(Shwe
ja-JP